スタッフブログ
東京にある某青少年総合センター大ホールのカーペット染色
ようやく暑さが一段落してきた感じですね。
今年は?今年も?猛暑で皆さんも大変だったと
思いますが、ようやく乗り切りました♪
さて、
今回もまたカーペット染色事例の
ご紹介ですが、

今回のお客様は
カーペットを張替えてまだ2年足らずで
ここまで汚れてしまったとの事で、、
もちろん管理方法も見直しの必要もあるかと思いますが、、

さらにカーペットが、所々で浮いていて
めくれてしまっている場所もあったので

今回の作業は、
接着糊の付け直し
↓↓
カーペットクリーニング
↓↓
カーペット染色
という作業工程でいきます!

まずは糊付けです。
このカーペットがタイルカーペットなので、
裏地のラバー部分に専用の糊をつけていきます。
カーペットを剥がしてみるとこれが意外にも
ほとんど糊が効いてない状態でした。
通常は下地(コンクリなど)に糊をつけますが、
下地にタイルカーペット用の
フェルトが入っていて、
そのフェルトがボロボロに、、、
という事でカーペット側に
糊をつけて圧着しています。
コンクリート直張りであればしっかりとくっついて
いたかと思いますが、
踏み心地の問題があったのでしょうか。
フェルトを入れての施工をされていました。
ただ、
接着の弱さによるめくれの範囲が
あまりにも広い、、
もはや全面張り替えしているのでは?
と錯覚するほどでした。
そんなこんなんでカーペットを接着し直して
いよいよカーペットクリーニングの
作業に移ります。

【カーペットクリーニング】
かなり汚れがきついですが、
頑張ってカーペットクリーニングを行います。
以前にもお話ししましたが、
このクリーニングの工程が何より重要なので、
想定以上の時間がかかってしまいましたが、
仕上がりのことを考えればOKです。
カーペットの汚れは落として、
使用していた洗剤はできるだけ残留させない
そのような意識で仕上げていきます。
クリーニングが終わったらいよいよ染めます!

【染色】
染色はそれぞれの場所に応じた
染料を調合して染めていきます。
今回ご希望の色は
できるだけ汚れが目立たないブラック系です。
黒は染料を作る上でとても難しいのですが、
できるだけご要望にお応えできるように
黒の染料をいくつか混ぜ合わせて
最も適した染料を作ります。

右が染めた状態、
左がこれから染める状態です。
わかりやすく染めている途中を撮影してみました。
クリーニングだけでも結構きれいになりましたね。
全て染め終えると、

このような色合いに。
染める前がこちら

ビフォー

アフター

いかがでしょうか。
ロール物のカーペットと比べると
やはりタイルカーペットは染まりにくいです。
ただ、ある程度の色合いまでは染められたと思います。
資材が高騰しているので、
張替えとなると相応の費用が掛かりますが、
染色でしたら大幅な経費削減が可能です。
↓カーペット染色の詳しい内容はこちらから↓
いつもいつまでもキレイを大切に♪
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